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【第5回】羽田 丈紀

羽田 丈紀のイメージ

羽田 丈紀

おなかクリニック おしりセンター 部長

肛門外科医のスキルアップを図り、市民に快適なおしり生活を送ってもらうため
「おしり解放運動」にまい進

初めから肛門外科医を目指したわけではない。大腸がんの開腹手術に明け暮れるうちに、肛門疾患に自分の関心が向いていき、おしりの悩みを抱える人々の診療に「100%のめり込みたくなった」のだという。東京・八王子のおなかクリニックでおしりセンター部長を務める羽田丈紀(はだ・たけのり)医師。4年前、大学病院を辞め、おなかクリニックに入職したのは、そんな自らの強い思いが実現できる場と判断したからだ。そして、クリニックで着手したのが、市民に快適なおしり生活を送ってもらうための「おしり解放運動」。この運動、羽田氏の出身大学の外科医有志によって取り組みが本格化し、今では他大学の医師にも広がる展開を見せている。

羽田 丈紀のイメージ2

プロフィール

1965年生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師免許取得後、カナダへ渡り1年間、一人旅をする。帰国後、同大附属病院研修医、同大外科、がん研究会がん研究所病理部、厚木市立病院外科などを経て、2011年からおなかクリニック おしりセンターに勤務。日本大腸肛門病学会専門医・指導医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医・指導医、日本外科学会専門医、消化器がん外科治療認定医、内痔核治療法研究会世話人。

記事と関連した羽田丈紀氏の主な学会発表

  • 2012.11.16 第67回日本大腸肛門病学会(福岡)
    「切除術を付加したALTA療法の治療成績」
    羽田丈紀1)3)4) 飯田直子1)2) 村井隆三1) 島田淳一3) 山本真司3) 楠山 明3) 宮澤知行4) 武田光正4) 篠田知太朗4) 矢永勝彦2)
    1)おなかクリニック・おしりセンター 2)東京慈恵会医科大学外科学講座 3)麻生総合病院 4)厚木市立病院
  • 2013.11.15 第68回日本大腸肛門病学会(新宿)
    「E on ALTAの治療成績」
    羽田丈紀1)2)3) 飯田直子1) 宇野耕平2) 山本真司2) 武田光正3) 篠田知太朗3) 村井隆三1)
    1)おなかクリニック・おしりセンター 2)麻生総合病院 3)厚木市立病院
  • 2014.11.7 第69回日本大腸肛門病学会(横浜)
    「痔核に対するALTAの罪‐再発と術後直腸潰瘍‐」
    羽田丈紀1) 飯田直子1) 篠原万里枝2) 山本真司2) 風間高志3) 大熊誠尚3)
    1)おなかクリニック・おしりセンター 2)麻生総合病院外科 3)厚木市立病院外科
  • 2015.11.13 第70回日本大腸肛門病学会(名古屋)
    「全ての痔核に対する日帰り手術戦略」
    羽田丈紀 飯田直子 村井隆三
    おなかクリニック・おしりセンター

ヒトが地球上で生きていく限り撲滅できない痔
だからこそ肛門外科医としての道を選ぶ

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