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医療をつなぐ物語(第三者医業継承)
地域医療への貢献をテーマに、当社初の第三者医業継承にスポットをあてたストーリーです。
1.第三者医業継承とは
診療所を親子間で継承するのではなく、後継者不在の診療所を第三者が引き継ぐことを「第三者医業継承」といいます。 現在、開業医全体の5分の1が70歳以上と高齢化するなか、開業医の後継者不足は顕在化し、年間4,000件を超える診療所が廃止・休止しています。その反面、近年の競争激化による開業地不足で、診療所の新規開業は困難な状況にあります。 当社では、この双方の課題を解決するため、後継者のいない開業医(診療所)へ開業を希望する医師を紹介し、診療所を継承して地域医療を継続・活性化させる「第三者医業継承」をおこなっています。
2.「医療をつなぐ物語」について
医師の志と思いが、地域の中で受け継がれ、続いていく実話をもとにした物語です。当社初の第三者医業継承について当時の関係者に取材をおこない制作しました。1993年、医師がお亡くなりになった診療所へ開業希望の医師をご紹介し、当社初の第三者医業継承を成し遂げた後、引き継いだ医師もお亡くなりになったため、2007年に先代の医師のご子息が改めて継承され、地域医療を継続させたというお話です。
はじめに
会社は何のために存在するのか。そして、誰の役に立てるのか。
その答えを追い続けるために、わたしたちは「よい医療は、よい経営から」というコンセプトを掲げ、よい医療を支えることがよりよい社会づくりに貢献できると考え、今も歩み続けています。
これまでに、多くの医師の皆さまとの出会いや経験から、さまざまなことを学びました。
そしてその学びは今もなお続いています。
医師の志が、思いが地域の中で受け継がれ、そして続いていく。
わたしたちは、その絆の結び目にいる企業。2013年に創立35周年を迎え、それを今改めて感じています。
ここに綴ったものは、総合メディカルの出発点ともなった、かけがえのない物語。
そして、地域医療とは何かを教えてくれた、わたしたちが語り継ぐべき財産です。
2013年12月
総合メディカル株式会社 代表取締役社長
田代 五男
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